日替わりサンドイッチ

雑多な覚え書きと日常

イギリス旅行記 その1

こんにちは。

とても久しぶりの海外旅行、しかも1人で行くのは初めて。そんなイギリス旅行の記録です。

 

コロナ禍になってから海外旅行に行きたいフラストレーションがめちゃくちゃたまっていたのですが、次に行くなら絶対にイギリスに行きたいと思っていました。

他にも行きたい国はあるけど、まずはイギリスに行ってからだ。

 

前記事でも言ってたけど、シンプルにイギリスが好きだから。ミュージカルと英国史と博物館とスコーンと古着が好きだから......

 

そしてとにかく、荘厳な歴史のあるウェストミンスター寺院をこの目で見たいし(エリザベス女王国葬の様子がテレビで放送されていた時に、思わず見入ってしまった)、大好きなアイドリッシュセブンの推しグループ、TRIGGERのリリックビデオの舞台がイギリスだったから聖地に行きたいという意味でもイギリスに行きたい!

 

そんな大好きなものが詰まったイギリス、とても楽しかったし、ますますイギリスが好きになったし、また行きたいなと思いました。

 

色々不安もあったけど行ってよかった!

そして無事楽しい旅行になったことに感謝。

 

1日目

羽田空港からしか直行便が出ていないので、関西在住の私は伊丹空港から羽田空港で乗り継ぐことに。

 

まだまだコロナ禍だったり、欧州の空港の人手不足が深刻という話を聞いたり、そして初めての1人海外ということで、トラブルを避けるため多少高くてもJALの直行便を利用しました。

 

夜出発なのを良いことに荷造りがギリギリだったけど、シャワーを浴びて荷物を詰めて、リムジンバスに乗って空港へ向かう夕方。

 

しばらく食べられないであろう日本食、かつ量が多すぎないものを(旅行前に胃腸を疲れさせたくない) 

ということで、伊丹空港でたこ焼きを夜ご飯に食べた。美味しかった。

 

その後伊丹空港から羽田空港に到着し、国際線ターミナルまで移動。そして国際線乗り換えへの待ち時間が長かったけど、久々の国際線、しかも羽田空港の国際線は初めてで、なんとなく新鮮な気持ちで空港を散策しました。

 

羽田空港国際線ターミナルは江戸テイストで面白い。

夜なのでお店はほとんど閉まっていたけど......

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保安検査や出国審査などを終え、後はゆっくり...という感じだったんだけど、あらゆる緊急連絡先をひたすらチェックするなど、不安を払拭する作業をひたすらしているのであった。

 

なんかもう、いざ出発となるとワクワクより不安が大きかったです。

 

でもなんか、夜の空港の感じとか、出国ゲートを過ぎると周りに外国の人がたくさんいる感じ、これよこれ!という高揚もあり、不思議な感覚

 

そしてハラハラドキドキしながら、ヒースロー空港行きの飛行機に搭乗。

とにかく朝着だから寝ることに努めよう.......と思うも、私は夜行バスや夜行便で寝られないタイプ。

 

でもまあ、夜行便なんてそういうもんよね、と思いながらロンドンのガイドブックを読んだり本を読んだり疲れたら寝たり(寝られないが)する長時間フライト。

 

しんどいし、緊張のせいか珍しくちょっと酔い気味だったけど(揺れる時何度かあったし)この、何時なのかわからない空を飛んでいる瞬間や、滅多に食べない機内食を食べる感じ、これよこれ!という高揚感がまた押し寄せてくる。

まあ、しんどいし長いし、常に到着後の心配をしているんだけど。

 

因みに機内食は洋食を選択。ビーフシチューとふわふわ卵のオムライスもサイドのお惣菜もデザートのハーゲンダッツもとても美味しかったです。

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2日目

朝6時半くらいにヒースロー空港に到着。

書かれてる文字全部英語だし、エレベーターはLift、地下鉄はUndergroundと書かれているし、イギリスに来たなあと実感する。

 

英語が聞き取れなくて入国審査でちょっと手間取ったけど、審査の方の親切さもありなんとか入国できた。

 

地下鉄の駅に移動するとICカード(オイスターカード)を購入し、ホテルの最寄り駅まで行く電車を待つ。

地下鉄の駅にはミュージカルのポスターがたくさん貼られていて、ミュージカル好きとしては嬉しい。流石ロンドン。

 

地下鉄に1時間ほど乗って、ホテルの最寄り駅に到着。最初迷って焦ったけど、無事ホテルに辿り着き、荷物を預け、ひとまず安心しました。

 

ホテルを出たら近くの公園へ。

ロンドンの公園にはリスがいる、と聞いていて楽しみにしていたのですが、街中なのに本当に当たり前のようにリスがいる!可愛い

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すばしっこいリスのシャッターチャンスをひたすら狙う私。

撮れなかったけど、追いかけっこをしてるっぽい2匹のリスも可愛かったな。

 

その後は大英博物館へ。

ホテルの近くに大英博物館があるので、チェックインまでの時間はそこで過ごすことにしました。

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もう13時間以上のフライトで早朝着で疲れてるし、ゆっくり博物館を回って過ごそう。

 

大英博物館の膨大な展示を1日で見て回るのは難しいと言われているけれど、チェックインまで結構時間があったのでかなり堪能できたと思います。

それでも網羅はしていないけど......

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もう世界中のあらゆる地域や時代のものが何でもある。

 

ギリシャ・ローマ、アメリカ大陸、エジプト、アジア等々あらゆるジャンルの展示が一気に楽しめて、世界史好きだけど興味が分散してる私にはとてもありがたかったです。(なぜかこの時アフリカコーナーが閉まってたけど)

 

そして館内のカフェでブランチも。

アボカドとチキンのサンドイッチとキャロットケーキとイングリッシュティー、美味しかったけどちょっと頼みすぎたなと後悔......(海外は何でも量が多いことに、食べてから気付く)

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そうこうしているうちにチェックインの時間になったのでホテルに戻り、無事チェックイン。

これでようやく一息つける。

 

その後も時間に余裕はあるけど、疲れているし、無理せず荷物を整理したり明日以降の準備をしたり、ホテルの部屋でゆっくりすることにしました。

 

お昼でお腹いっぱいになったから、夜ご飯は近くのスーパーでサラダとカットフルーツとパンを1個だけ買って食べて、寝る準備をして、明日行く場所について調べたり、ミュージカルのチケットを用意したり(電子チケットだけど念のためプリントアウトもしておいた)

そうして早めに眠りにつくのでした。(続く)

東京〜鎌倉・江ノ島旅行記

東京に観劇遠征するついでに東京、鎌倉、江ノ島を旅しました。

 

観たミュージカルと感想はこれ↓

 

ミュージカル『ファースト・デート』感想 - 日替わりサンドイッチ

 

東京に来る時は、ちょっと離れてるけど鎌倉に寄るのがオススメと弟が以前言っていたため、なんとなく鎌倉に興味を持ったところ、鎌倉に英国アンティーク博物館【BAM鎌倉】がオープンして行ってみたくなり、さらに、ちょうど大河ドラマ『鎌倉殿の13人』にハマり、鎌倉行きたいなーと思い始めました。

 

そしたら丁度再演したら観たかったミュージカル『ファースト・デート』が地方公演なしでシアター・クリエで再演、さらに、ANAの片道7000円セールもあり、よし、東京行って鎌倉旅行しよ。そして鎌倉行くなら江ノ島の方も行こう!と、あらゆるタイミングが重なり東京〜鎌倉・江ノ島旅行をすることにしました。

 

一日目はほぼ東京。

10時に羽田空港に到着し、有楽町に向かい、日比谷シャンテで食事し、クリエにて観劇。

因みに「タンドール料理 ひつじや」さんでお昼ご飯を食べました。

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薬膳カレーが食べたかったので薬膳カレーを食べられて嬉しい。リーズナブルかつ美味しい。

ちなみにこのお店はこの後すぐに閉店になったそうです。最初で最後...

 

観劇後は推しのぬい片手にオタ活してました。

まずは銀座へ。

大好きなアイドリッシュセブンの推しグループ、

TRIGGERがMaison KOSÉ さんのアンバサダーとしてコラボしており、その展示を店舗まで観に行きました。展示期間中に東京に行けて良かった......。

 

フロアが広い銀座の店舗ではポスターが大きく展示されていて、顔がいい...になる

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表参道の店舗ではぬい撮りコーナーがあったりして可愛い

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顔が良い。解説や資料見れるのありがたい。

そして化粧品に散財...

 

夜は、アイドリッシュセブンのアニメでTRIGGERがいたシーンがある喫茶店「神保町ラドリオ」さんで夕飯。

レトロな雰囲気の純喫茶って感じで素敵空間。

好みの硬さのナポリタン

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デザートはブランデーがけアイスとホットココア。

初めて日本でウインナーコーヒーを出したお店なだけあって、ふわふわでボリューミーでほどよい甘さの生クリームが美味しい。

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東京でオタ活Dayを終えたら、ホテルをとっている藤沢へ。

天然温泉(湯川原温泉)付きの宿「スーパーホテル 湘南・藤沢駅南口」に泊まりました。歩きまくった体に温泉が効く...。

 

2日目は鎌倉、由比ヶ浜稲村ヶ崎、長谷を散策しました(やっと旅行らしくなってきたぞ)

 

鎌倉駅に着いたら、「朝食屋COBAKABA」さんで朝ごはん。

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朝の食欲に自信がなかったので一汁一菜のメニューにしました。

でも魚や卵の定食も美味しそう...美味しいらしい。

 

野菜たっぷりで美味しかった。ヘルシーで贅沢な和食は心が満たされるので好き。

 

栄養を補給したら海の方まで歩いて由比ヶ浜を散歩。

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こんなに寒い季節でもドライスーツを着てサーフィンをする人達がたくさんいて、湘南って本当にサーファーが多いんだなと思いました。

 

そして湘南の海って十龍之介がサーフィンしに来る場所(公式情報)だなあ、と、またもや推しのぬい写真を撮るのだった。

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八乙女楽が十龍之介をドライブに連れていった場所でもあるよ(公式情報)

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2体のぬいぐるみを持って写真撮るのむずい。

因みに湘南ではぬいぐるみをトンビにとられることがあると後に知り、もう湘南の海でこういう写真撮るの怖いなと思いました。

でもいい写真が撮れたなあ。

(湘南、めっちゃ聖地だったけど、この後に出た新規カードで九条天くんのロケ地が鎌倉だったのでますますTRIGGER聖地になるのだった……。)

 

海と聖地を楽しんだ後は稲村ヶ崎公園で富士山を見よう...と試みるも曇っていたので富士山チャレンジ失敗。知ってた。

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でも岩場の風景がなんかいい感じ。海の岩場っていいよね。ちょっと怖いけどね。

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海の散歩を終えて、とりあえず鎌倉大仏は見ないとな、と長谷まで歩く。

 

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この辺りは落ち着いた古都って感じでローカル感が良い。女夫まんじゅうを売っている和菓子屋さんを見つけ、買って食べていたら突如飛んできたトンビに取られる。本当にこんなことあるんだ...

 

松島聡くんも鎌倉でのロケでクレープをトンビに取られてたし、推しと一緒で嬉しいと思ったけど、一口しか食べられなかった女夫まんじゅうを返して欲しい。

 

お昼には鎌倉に戻ろうと思い、歩こうかと思ったけど力尽きて江ノ電鎌倉駅に到着。

お昼には鎌倉で行きたかったスコーンと紅茶のお店、「Garage Bluebell」さんでクリームティー

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英国風の趣ある古民家カフェ。イギリス関係の本も色々置いてあって楽しいし、猫ちゃんがいたりする(可愛い)

 

紅茶は種類豊富かつカフェインレスにもできたり、スコーンを1個か2個か選べたり、ジャムもクロテッドクリームも量がたっぷりだったりで行き届いてる…...!と思った。

そして本格的で美味しい。イギリス&スコーン好きとして来れて良かった…...。

 

カロリーを補給したら、この日の目玉のひとつ、鶴岡八幡宮へ。夕方から天気が崩れる予報だったのでやや急いで向かいました。

 

私は『鎌倉殿の13人』で源実朝を演じていた柿澤勇人くんが好きなのもあり、実朝様が殺された場所だ...と、大階段を観て思いを馳せました

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ドラマを観ていると、白幡神社や源平池、静御前が舞った場所の跡地である舞殿などを見るのがとても楽しい

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しかも、宝物殿ではちょうど、「宝物殿新春特別展 鎌倉殿と鶴岡八幡宮」が開催中。撮影禁止でしたが、頼朝の髻観音や政子の手箱、実朝の金槐和歌集等々、すごいものが色々展示されておりテンションが上がる。

 

史跡って何も知らないとただの史跡だけど、やっぱり好きな作品に関する史跡を歩くのは全然違うなと思いました。めっちゃ楽しい。

 

八幡宮を出たら、鎌倉旅行の大きな目的、「英国アンティーク博物館【BAM鎌倉】」さんへ行きました。

イギリスが好きなのと、シャーロック・ホームズの部屋が再現されているからという理由で行きたかったのです。

シャーロック・ホームズは読んだことも観たこともないのですが、これまた推しグループ、TRIGGERの曲のリリックビデオがホームズパロだったので…...。

↓リリックビデオのリンク

【7th Anniversary】Lyric Video #4 TRIGGER『Hidden Region』 - YouTube

 

というわけで、この博物館は、アイドリッシュセブンが好きな人たち、とりわけTRIGGERファンの間でも密かに話題になっていて行ってみたかったのです。

 

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本物のアンティークがぎっしり集められ、雰囲気たっぷりに魅せられた空間。19世紀英国の世界観とか大好きなので、とても好みな展示でした。

 

さて、ひととおり行きたいところに行った後で少し問題が。

鎌倉のお土産には絶対にクルミッ子を買いたかったのに、クルミッ子を販売する鎌倉紅谷さんの八幡宮本店が社員研修のためお昼に閉まってしまい、買えない!

 

今から買えそうな場所はどこ?鎌倉周辺を探し歩いても見つけられず(あるのかもしれないけど)、とりあえず、ホテルがある藤沢駅周辺に、湘南藤沢スーベニールズなるお土産屋さんがあり、そこでは買えるらしいので、とりあえずちょっと早いけど藤沢に戻ることにしました。

疲れたので、ホテルで休憩もしたいと思い...…

 

湘南藤沢スーベニールズさんでは無事、クルミッ子を購入できました。

そして、ここでは新倉さんちの手づくりジャムが販売されており、そうだった、私、鎌倉でここのジャムも買いたいんだった...と思い出しました。危うく忘れるとこだった。(ここのジャムとロミユニさんのジャムが気になっていたのでした)(どちらのジャムも次は鎌倉の店舗で買いたい)

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駅内にあり立地が良く、お土産のラインナップも素敵なお店でした。

 

そしてホテルに戻り、休憩したらもう夕飯時。

鎌倉グルメを食べに足を伸ばそうかと思ったけど、近場でいいや、と思い、ホテルの隣の居酒屋「沖縄料理ト酒処ハイサイ」さんで夜ご飯にしました。鎌倉旅行感がない!

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でも美味しかった。タコライスジーマミー豆腐、グルクンの唐揚げを食べました(朝昼少なめでエネルギーを消費しまくったので夜はよく食べた)

グルクンは前に沖縄旅行に行った時に気になりつつ食べずじまいだったので食べれてよかった。好物だった。

 

最終日は、神奈川にいる友人と江ノ島へ。

この日のメインは新江ノ島水族館です。

 

片瀬江ノ島駅、独特な建物。

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水族館は駅から歩いてすぐ。立地がいい。立地がいいのに海のすぐそこで、周辺にビーチ、サーフショップや海鮮料理、ハワイアンなお店が点在していて、THE海の傍の水族館って感じでとてもいい感じ。

 

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相模湾エリアは少しずつ深くなっていく造りが海みたいで楽しい。

 

そして生きたしらすの展示がされているのは流石湘南って感じで独特で面白い。

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海の中みたいな大水槽や

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美しいクラゲの展示

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めっちゃファンサしてくれるペンギンさんf:id:KasaneVanilla:20230220124943j:image

等々、見どころ盛りだくさんでした!

水族館大好きだから久々に堪能できて良かった。

海の近くの大きい水族館ってやっぱりいいな

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天候に恵まれて、オーシャンデッキからの眺めも良い

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そして館内のカフェ、「オーシャンカフェ」の期間限定スイーツがめっちゃ可愛かった

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見た目が超好みな上に、ナタデココアロエとソフトクリームとキャンディーの組み合わせが美味しかった。

 

海モチーフの映えスイーツと推しぬいの写真撮りたいけど手が足りない...…ってしてたら友人が助けてくれたので可愛い写真も撮れたよ(ぬい撮に必死なオタク)

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お昼ご飯はまた館内のカフェ、「あわたんカフェ」でしらす丼を食べました。

館内でしらす丼を食べられるのありがたい。江ノ島満喫してる感出る。

そしてやっぱり名物しらす丼、美味しい!

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水族館のマスコットキャラクター、あわたんのカフェなので、キャラクターモチーフの可愛いスイーツも色々ありました。

 

水族館を出たら水族館前の片瀬海岸にも行きました。

快晴で爽快。

水族館の近くの海岸っていいよね

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その後はカフェ「Lucky Meal Mermaid」さんで休憩。

マーメイドモチーフが可愛い。

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私が頼んだのはシンプルなバニラアイスだけど、綺麗な花が添えてあって盛り付けも素敵。

ぬいと一緒に写真撮るとまた可愛い(すっかりぬい旅に味を占めたオタク)

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お店はお洒落でセンスが良く、落ち着いた雰囲気で(ピーク時はもっと混雑してたりするのかもしれないけど)帰るまでの時間をゆっくり楽しく過ごせました。

 

飛行機の時間の関係で早めの出発になってしまったのが惜しい気持ち(京都→東京も江ノ島→京都も空路で行くと大変だなと思いました)

 

というわけで東京と鎌倉と江ノ島の旅、久々に有楽町でミュージカルを観て、オタ活して、聖地とか、推しや大好き作品と縁のある場所に行き、素敵な景色や美味しいものを楽しみ、久々に遠方の友人に会い、江ノ島で大好きな海や水族館を堪能し、充実しまくりのとても楽しい旅になりました。

 

鎌倉も江ノ島も初めて行ったけどとてもいい所。

また行きたいな

 

ミュージカル『ファースト・デート』感想

ファーストデート1月26日昼公演を観劇しました。

 

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ファースト・デートは初演は観たことがなくて、人の感想を聞いていると、なにそれ!観たい!となった作品(初演のキャスト豪華すぎだしな)

再演したら観に行きたいと思っていました。

なんか、内容はよく知らなかったけど、ラブコメ系ミュージカルが好きなのと、直感で。

 

案の定、クリエのみで地方公演なしのため、遠征になってしまうわけですが、ちょうど鎌倉旅行をしたかったので、よし、旅行がてら東京へ飛ぼう、と、久々のシアター・クリエでした。

 

やっぱりクリエは好きだ......

そしてクリエの良さにマッチする作品でした。少人数で、でも賑やかで華があり、こじんまりしつつ上品なお洒落さがある感じ.....

 

2人のやり取りからそこに居ない人を含めて物語の世界が広がる作品は大好き。ちょっと違うけど、2人芝居でも色々な人がいて色々な場所に行って色々なことが起こるダディ・ロング・レッグズとかも大好きなので。

 

彼らの脳内描写が展開されるのが面白かった。脳内の彼らの友人やら家族やらが出てくるのは、彼らの人間関係やバックボーンがわかると同時に、ひたすら脳内で色々考えてるのをこんなに楽しくエンタメ性たっぷりに描くなんて!と思い脱帽。発想が面白くて上手すぎる。

 

ブラインドデートはなんか、マッチングアプリなんかにも通じるものがあるなと思いました(やったことないけど)

SNSやインターネットのくだりも他人事とは思えない......

アメリカの恋愛のリアルなんだと思いますが、現代日本人の私から見てもリアルさを感じてしまう......でもそのリアルさに陳腐さや嫌な感じがせず、程よいリアルさで物語に入っていけました。親しみが持てるというか。

 

華やかさとコメディ要素が楽しく、それでいて、少しずつ2人がお互いをしり、惹かれ合い、変わっていく様子がとても丁寧に描かれていて、じわじわキュンキュンしつつ物語に引き込まれました。

 

村井さんのアーロンはあの冴えない感じと、デリカシーなくてほんとお前...ってなる感じがとても自然だったし、それなのに誠実で魅力的で、こんなの好きになるやろ!という感じで、ケイシーが惹かれていく様子にも説得力がありました。このさじ加減と説得力がすごい。

桜井さんのケイシーはイケイケの尖った美人さんだけど、繊細さや聡明さが滲み出ていて、かっこよくて可愛くて素敵でした。

 

あと、個人的に、いいキャラすぎるレジーが大好きでした!

植原さんスタイル良すぎだし(驚くほど手足が長い)

ジーが出てくるシーンは楽しすぎるし(助け出す〜の歌何回も聴けちゃう癖になっちゃう)

作品の空気感を作る上でのスパイス!

ぶっ飛んでて、それでいて可愛い!ウェイターさんとの恋模様も見守りたくなっちゃう、そんな植原レジーが良すぎた。

それから、音くり寿さんのアリソンの立ち居振る舞いの美しさと、上品なのにセクシーなファム・ファタール的な魅力に釘付けになってしまった......

 

そして何役もやるキャスト陣の切り替えやテンポの良さがすごい......笑えるところは笑えてじんわり心温まるシーンは染み渡る......

 

物語の最後に2人がやっとあらゆる葛藤を振り切り、答えを出す時に、初めて脳内の人達がいなくなるという表現が美しかった。

 

心を通わせることや幸せを掴むこと、そのためには殻を破り、自分を変えて1歩を踏み出すことが時には必要なんだろうな、と思わされました。

 

全体的な感想としては、華やかで明るいエンタメ的良さと、繊細さと、そして絶妙なリアルさのバランスがとても良かったです。そんな作品だからこそ、物語に引き込まれて笑ったりキュンキュンしたりしつつ、幸せを掴むためにはどうすればいいか、現実の自分に置きかえても考え、そして前向きな気持ちになれました。こういうミュージカル求めてた......!

そして再演キャストの方々が素晴らしく、初演のキャストは観てみたかったものの、今回のカンパニーで観れて良かったと思いました。

 

よく知らないけど多分好きなやつ!と思ったのが当たってよかったな......

私の直感は信用できる。

 

 

 

2022年の振り返り&2023年の展望

今更ながらあけましておめでとうございます。

仕事柄、年末年始が忙しく、お正月を過ぎてからやっと昨年をゆっくり振り返り、今年の目標とかを立てていくようなゆとりができます。

 

丁度、はてなブログさんの特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと」がありますので、参加いたします。

 

まず、一年を頭から振り返るとなんだかあまり覚えていない...アイナナコラボカフェやアイナナ単独ライブ、VALIANT展、機械戦隊ゼンカイジャーのファイナルライブツアー、ミュージカル『リトルプリンス』等々、楽しかったことはかろうじて思い出せたけれど...

 

さて、何故一年の最初の記憶が薄いのか。そりゃあ日が遠いからでしょうと言えばまあそうなのですが、おそらく原因があります。それは、

 

2022年の悪夢『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』

 

トラウマ発動防止のためリンク等は置きませんが、気になる方は調べていただけたら...

 

端的に言うと、美しく完結した名作の10年後の続編が作られ、作品のテーマを否定するような展開の末に主人公が殺され、絶望的な終わり方をするというもので、賛否両論はありつつも私は許容したくない内容でした。

 

私は特撮は好きで仮面ライダーオーズも好きな作品ではあったのですが、特別オーズファンという訳ではありませんでした。

それでも、私は私が思っていた以上にオーズの物語が好きだったことに不本意な形で気付き、大好きなものを踏みにじられたことが悲しくて腹立たしかった。

 

フィクション、しかもあくまで過去に観て好きだった作品の悲劇がここまで自分に影響を与えたことは予想だにしなかったし、傍から見たら信じられないかもしれませんが、観てからしばらく、常に暗い気持ちになるような日々が続いていました。

ショックのあまりこれを観る前までの記憶が薄れ、その後しばらく虚無の状態が続いていました。引き続くコロナ禍や、職場の異動による環境の変化が拍車をかけていたとはいえ、私でこうなんだからずっとオーズのことを考えていたような人達の痛みは相当でしょう...

 

幸い、同作を観て、同じ意見の方々にも出会うことができ、その方々の存在や言葉が支えになったこと、そして、「まず、過去に観た全編のことをうろ覚えなままでは正確に続編に怒れないのでTVシリーズ全話観なきゃ、そして本来のオーズの素晴らしさを絶対に取り戻すんだ!」と思ってTV版本編や以前までの劇場版を観て、うん、こっちが私にとっての真実だ。私は私にとっての真実しか見ない。あんな悪夢には負けない。それはそれとしてこれからもあの悪夢を帳消しにする展開を諦めない!と徐々に自分の意思を固めていったことで、少しずつ前向きな気持ちや気力を取り戻しました。

 

やっぱり旅に出たい

 

そんなこんなで色々と意欲がわき、世の中の流れも少しずつ上向きつつある中、私が思ったのは、やっぱり旅に行きたいね、ということでした。

仮面ライダーオーズは主人公が旅人であり、また、主人公のバイト先では旅好きの女性が多国籍料理のお店を経営しているという、随所で旅を感じさせる作品でもあります。

そしてその旅好きの店主、白石知世子さんが、しばらくのお休みでエジプト旅行から帰ってきたあとの、「やっぱり旅は行かないとダメね。」という台詞をきいて、コロナ渦だったこともありそれが沁みて、うん、ほんとうにそう!という気持ちになりました。

 

世界の色々な景色を見ることは昔からの夢ではありました。実際海外に行ったこともあるし(あれは連れて行ってもらったという方がふさわしいけど)一人旅が趣味な社会の先生から旅の話を聞くのも好きだったし、世界史が好きで外国のことを調べるのも好きだし、エスニック料理や民族衣装好きだし、国内でも海外でも色々なところに行くの好きだし……

 

でもなんていうか、社会人にもなって忙しくしてる中、身近に娯楽があふれているとそういうことを忘れていったんですね。多分。

コロナ渦になって強く思ったことのうちのひとつが、もっと海外旅行に行っておけばよかった!でした。

色々なことが制限される中で、自分のやりたいことがよりはっきりとわかるようになり、さらに、やはりオーズを観たことがきっかけで、やっぱり旅は行かないとダメねと強く思いました。

 

そんな私は、オーズのOPと最終話のロケ地、中田島砂丘のある静岡県浜松市に行きたいな、と思い、オーズを観ていた友人にも声をかけて行きました。友達と遠出をするのも久々で楽しかったし、前々から食べたかったさわやかのハンバーグ等の静岡グルメも食べられてよかった(静岡は推しジャニーズの故郷でもあるので行けてよかった)

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さらに、推し(十龍之介)のぬいぐるみを連れて、前々から行きたかった推しの故郷沖縄にも行きました(推しの故郷好きやな)。久々の飛行機、ちょっと怖いけどワクワクするこの感じ、やっぱり最高!

美味しいご飯と綺麗な景色と異国情緒が楽しい沖縄。

 

初めてシュノーケリングも出来て、やっぱり海は良いな、と思ったり(下の写真は暴れん坊な鯛に餌をやるわたし)

 

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旅は良いな。今年も色々な所に行って色々な事がしたいな、と思いながらこの記事を書いている私は、2つ程旅行の予定が確定しており、うち1つは海外です。

 

もちろん、まだまだ以前のようにはいかないだろうし、そう思うと旅のことを考えること自体が辛かったりもしたのですが、欲望をテーマにする仮面ライダーオーズの、欲望は明日を生きるエネルギーというメッセージが私を前向きにし、やれるやれないじゃなくて、未来にやりたいことがある事が大切なんだ、と思えました。

 

服の迷走

2022年、というかコロナ禍になってから、服を買いまくりました。イベントが減ると、今までイベントのために我慢してた服を色々買おうとしたのと、どこにも行けないフラストレーションを買い物にぶつけていたのと、なりたい自分について考えて迷走していたんだと思います。

 

ロリィタ服を買い漁り、量産型や地雷系に手を出し、かと思ったら今風のトレンドを勉強したり...そして、今年は一転して古着にハマったり、オーズがきっかけで元々好きだったエスニックファッションが再熱してそういう服をたくさん買いました。

 

そして、ロリィタは高いし着る機会も多くないからシーズン毎のお気に入りがあれば満足(ある程度買えば満足した)、基本は古着やエスニック系等の色や形が個性的なもの...かつ自分に似合うもの、あと、ファッジとかに載ってるようなシンプルかつハイセンスなファッションも押さえておきたい、という感じで、少しずつしっくりくるものがわかってきて落ち着きました(落ち着いているのか?)

これでもう服をバカ買いすることはないでしょう。

 

まあでもここにたどり着くまでには、迷走による服への出費も必要だったと思いたい...

というわけで今年は節約のためにもあまり服を買わず、買う時は本当にいい物だけ買いたい。

 

現場との付き合い方の見直し

忙しい中手頃な娯楽が溢れていると、元々やりたかったことを忘れることがある、という話をしましたが、その大きな比重を占めていたのが現場、舞台やライブ等の類でした。

 

コロナ禍前は、舞台もちょっとでも気になるものは観に行くことを重視してました。

 

でも、コロナ禍になって、突然の公演中止などもあり、観劇などのリスクが上がってしまったこと、制限だらけの日々でやりたいことを洗い出すようになったことで、本当に観たいものだけを観たい、と思うようになりました(こういう人多いと思う)

そして、舞台やライブ等に費やしていたものを、旅行とか、人と会うとか、そういうことにもっと割きたいな、と思うようになりました。

 

やりたいことはたくさんあるけどやれることは有限なので...

 

とはいえ、ヒーローショーでは元気をもらい、オーズ関係の催しや、オーズの出演者の方のイベントでも沢山笑顔になり、Sexy Zoneのライブでは彼らの魅力を実感し、アイドリッシュセブンの7周年記念イベントは素晴らしく多幸感をくれたし、アイナナに関してはここ最近のそれぞれのグループ単独ライブも幸せな時間だった(ŹOOĻ も楽しみ!)

 

因みに、セクゾのライブとアイナナ7周年記念イベントでは念願の、美容院でヘアメしてもらって現場に行くということを叶えられて良かった。

 

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ミュージカルもリトルプリンス、ヘアスプレー、ネクスト・トゥ・ノーマル、(配信だけど)カム・フロム・アウェイなど素晴らしい作品に出会えて、やっぱり観劇が好きだと思った。大好きな井上芳雄さんもいつも素晴らしいし。

 

エンタメを体感することも推しの存在も私には必要。

取捨選択をしつつもバランスをとっていきたい...

 

まとめ&今年の展望

思えば充実していた1年でした。

そして、色々な意味で仮面ライダーオーズにめちゃくちゃ影響された年だった2022年でした。

そしてコロナ禍の制限などによって、改めて自分の求めているものを知り、その思いを磨いて尖らせて行くような年でもありました。

 

あと、積極性がない自分のままではいけない、と常々思ったので、今年は積極的に色々やろうと思います。

100やって得られるのが2でも1でもなんならマイナスでもいい、何かやった時点で既に前には進めてるし!と思うとちょっと積極的になれる気がする。

 

まあ私の性格上ずっとそれでいくと疲れるので、適度に休みながら、心身を整えながら...。

 

行きたいところに行く、会いたい人に会う、やりたいことはどんどんやっていく!そして心身の健康第一!というのがざっくりした今年の方向性です。勉強とか美容とか筋トレとか、自分への投資もしたいね。お絵描きとかコスプレとか創作活動にも力を入れたい。

 

色々バランスをとりつつ楽しく生きよう。

 

今年もよろしくお願いします。

 

 

ナショナル・シアター・ライブ2023『レオポルトシュタット』感想

日本版を観たことがないため完全に初見です。

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登場人物が多く、ユダヤ関係で聞きなれない単語があったりで、関係性を整理したり勉強したりして改めてまた観たいなという気持ちもありますが、最後まで見て伝わってくるものはとてもシンプルかつ強烈だと感じました。

休憩なし約2時間半を膨大な登場人物と台詞で紡がれるわけですが、ジョークも交えつつテンポの良い会話劇の中で、彼らの日常が生々しく浮かび上がります。

 

そこにはさまざまな生き方をする彼らの社会の中でのユダヤ人としての在り方がはっきりと描写され、その特殊性が伝わると共に、家族、親戚で集まり、談笑したり、議論したり、ちょっとしたいざこざがあったりする様子を見ていると、徐々に彼らに近しさや愛しさを感じてきます。

 

特殊な状況下で悲劇的な運命を辿るある家族たちの様子が生き生きと実態を持って迫ってくる。

そして、単に遠い国の遠い時代の話として片付けられないものとなる...(ちょっと前まで普通に生きてた人達がじわじわと、あるいは突然に日常を奪われ、逃げられる人やそうでない人、生き延びる人とそうでない人に分断されるの全然今でもあるな...というのもあって)


その積み重ねの末にあるラストシーンの喪失感と深い痛みが、この歴史的な悲劇を鮮明に生きさせ、忘れ難いものとなる。

 

抜けない杭のようなものと、在りし日の灯火が脳裏に焼き付けられる、そんな作品でした。

 

俳優陣の演技が素晴らしくて、それがまたリアリティをもって彼らの日常や悲劇を生きたものにしていたのですが、子役の子の怯える演技が上手すぎてトラウマになりそう(無垢な子供が残虐な目に遭うのは特に堪える)