日替わりサンドイッチ

雑多な覚え書きと日常

イギリス旅行記 その3(マチルダの感想含む)

4日目

好きに盛れる朝食ビュッフェもいいけど、カフェであらかじめ盛られてるイングリッシュ・ブレックファーストも食べたいな!と思って近くのカフェへ。

ホテル近くの公園(因みにラッセル・スクエアというところ)には、「Caffè TROPEA」というカフェがあり、イタリアンカフェだけどイングリッシュ・ブレックファーストも提供してるようなので行って食べてみました。

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先日はベーコン盛らなかったけどカリカリベーコン美味しい!カフェもお洒落でいい感じ。

 

天気が悪くても、カフェからだと公園の風景を楽しめる

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ただ、やっぱり量の多さには苦労したのだった......

完食できなくて申し訳ない。

 

この日の朝はロンドン塔へ向かいました。

 

駅から出てすぐに広がる、壮大で、そこだけ時間が止まっているような光景

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建物の中も広くて見応えがある。過去の要塞、そして王宮としての華もあるロンドン塔。

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そしてロンドン塔からもテムズ川タワーブリッジを見渡せる。ロンドンに来てる!って感じがして良い。

 

タワーブリッジのハイテクなのにクラシカルさがある感じが魅力的

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しかしロンドン塔といえば王室を中心に数々の人達の処刑や幽閉が行われた場所でもあり、恐ろしく悲しい背景を感じる場所でもあります。

 

悲劇の王妃、アン・ブーリンが処刑されたとされる場所。花が添えられていました。

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幽閉や拷問が行われていたブラッディ・タワー。

写真はないけど拷問器具が展示されていたりしました。

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幽閉場所だった部屋の壁には文字が残っていて、生々しい恐ろしさ......

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ロンドン塔は歴史好きとして、そしてミュージカル『レディ・ベス』(エリザベス1世の半生を描いたミュージカル)好きとしてとても見学し甲斐のある史跡ですが、単に興味深いだけでは済ませられない、重苦しい悲しみがありますね......

しかし来て良かった。

 

ロンドン塔には他にジュエルハウスという場所があり、撮影禁止でしたが数々の宝物や歴代の王冠などが展示されていてすごい......と思いながら目に焼き付けました。

 

そして中庭のこの建物が好きだった。
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ロンドン塔を出たら少しテムズ川沿いを散歩して、地下鉄でコヴェントガーデンへ向かいました。

 

ロンドンでは時間があればマーケットでアンティークとか古着とか買いたいなーと思っていたので、ホテルの近く、そして屋根があるから雨の日でもOKなコヴェントガーデンのマーケットへ。

 

コヴェントガーデンはマイ・フェア・レディのロケ地でもあったらしいです。

 

マーケットの入り口前のお花がお洒落

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マーケットやコヴェントガーデン駅周りには数々のブランドのお店も並んでいて、街を歩く人たちのファッションも素敵

 

マーケットでは数々の雑貨や服のお店があって、お腹すいてなかったから行かなかったけど食べ物のお店も並んでいました。

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賑やかで華やかで、それでいてクラシカルさと上品さがあって歩いてるだけでわくわく。

 

休憩所や、マーケット付近の広場では、楽器演奏や歌、大道芸などを披露する人たちがいて楽しい。

THE ヨーロッパの市場ってかんじでテンションが上がる。

 

服は買ってないけど、小物を色々買いました。

 

ちょうどロンドン風の、明るい緑のチェック柄ストールが欲しかったので、見つけて即買い。

 

エスニック柄のストールも好みだったので買い。

あと、モノトーンコーデの差し色に赤のショルダーバッグを合わせるのとかロンドン風で可愛いなーと思っていたので赤ショルダーも見つけたら買いました。

 

色々買ったけどリーズナブルで嬉しい(円安なりに)

 

旅行テンションによるフィルターはあるかもしれないけど、やっぱり掘り出し物が多い感じする。

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バッグを買ったお店では、お会計の後に気のいい店主のおじさんが、私が日本人とわかると、「ありがとうございました、じゃあね」って言ってくれました。

異国の地で日本語を話してくれる人がいると嬉しい。日本好きな人なのかな。

 

こうしてお買い物をして荷物を増やした私は、一旦ホテルに戻り、荷物を置いて、夜ご飯に近くのパン屋さんで買ったパンを食べて休憩した後に夜の劇場に向かいました。

 

この日はミュージカル『マチルダ』のソワレを観る予定なのでした。

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チルダは親子連れで観劇してる人がとても多くて、良いよなあこういうミュージカル、と思いました。

 

アルファベットが並ぶ舞台セットが可愛い。

 

濃い人物の多い作品だけど、どの登場人物も原作再現度がすごくて、俳優陣も実力派揃い。脚色も原作のテーマをしっかり伝えつつ舞台ならではの表現で(英語わからないから細部は理解できてないけど)、そして、楽曲やダンス、衣装、演出にエンタメ性が溢れていて、舞台化が上手い......!!と思いました。

結構客席を巻き込むようなシーンも多くて、これは子供ウケばっちりだわ〜とも思った。

 

子供達のパワフルで生き生きとした姿がとても印象的で魅力的で(子役の層が厚い!)、大きな存在に立ち向かっていくかっこよさや、子供たちは皆祝福されるものであるというメッセージが色濃く伝わってきました。



チルダは本当に元気と勇気をくれるミュージカル!

 

というわけで、イギリス旅行4日目も、観光にお買い物に観劇に、盛りだくさんな1日でロンドンを満喫しました。(続く)